本場の垢すり体験

友人と韓国に旅行に行きました。
韓国といえば垢すりです。
私達はガイドブックで人気店をいくつかピックアップし、滞在中3日間それぞれ違う銭湯で垢すり体験をしました。

一番人気の銭湯を紹介します。
そこは朝鮮人参を始め、漢方薬がお湯に入っている銭湯です。

入ってすぐ日本との違いに気づきました。
それはみんな手にカゴを持っているのです。
カゴの中身はスキンケアやヘアケアセット、それに垢すり用のタオルがぎっしりと入っていました。

韓国の方の肌がとても美しい秘訣はここにあるのです。
それにお風呂に入っている時間がとても長いのです。

発汗作用も良くなり、お肌の老廃物も出て行くのでしょう。
銭湯の一角にパテーションで区切ったスペースがあり、そこではプロの方に垢すりをしてもらえます。
早速、私達はお金を払って垢すり体験をしました。

まあ、出るわ出るわ、どこから出るのかと思ってしまうぐらいの産出量です(苦笑)
しかし、その後が素晴らしかったのは、肌感覚が今までとは全く違ったことですね。
いつまでもスベスベなんです。

化粧水などを重ね塗りしても実現できなかった、素肌のスベスベ感覚は、若いとき以来だったので、とても感激しました。
実際に、されているときは、少々痛かったんですけど、ガマンした甲斐はあったというものですね。

本場の体験は、特におすすめです。
どれほどの効果があるのかは、ちょっとそれだけが不安材料ですが。

温泉地のスパ施設に行ったこと

大分前になるが、箱根に行ったとき、とあるスパというか温泉施設にいった。
温泉というか変わり種のお風呂がたくさんあって、男女混浴で、各自水着着用が義務付けられている。
水着は持ち込みも可だし、その場で借りることもできる。

私は水着を必要とする人生を今まで送っていないため、当然のことながら持っていない。
従って、有無を言わさずレンタルする羽目になる。
が、まあそこの貸し出し水着が衝撃的に色気がない。
競泳用みたいな上に、レスリングみたいなボトムをあわせる。
自分でビキニとかの気を使ったやつを持ってきている友人と一緒だったので、我ながらその落差に悲しくなった。
しかし、入ってしまえば所詮は風呂。
水着なんか次第にどうでもよくなってきた。
変な風呂がたくさんあるので、みんなそちらに気をとられてくれる。
中でもそこの一推しらしかったのが、チョコレート風呂だ。
一日に3回ほどチョコレート投入タイムというのがあるらしく、液状になったチョコレート(多分食べられないやつ)を風呂に流し込んでくれる。
見ているとなんだか食べ物で遊んでいるようで変な気分になってくるが、まず食べられないのでよしとしよう。
他には、赤ワイン風呂とか、日本酒風呂というものもあった。
酒好きにはいつか入ってみたいという理想を体験させてくれているようで、嬉しかった。
風呂から出た後は何故かハワイのムームーみたいのを着用して、宴会場みたいなところでお昼を食べて帰った。
当時、何となくラドン温泉にいるようなそんな場末の印象を受けたが、やはり今思い返してみてもその印象は変わらない。
観光地にもかかわらず、どことなくローカルな場所だった。
そして私は、その場所で大事なカーディガンをなくした。
急いで戻ったが、二度と私の手元に帰ってくることはなかった。
そんな思い出の場所だ。

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