フィトセラピー
フィトセラピーは、植物の有効成分で自然治癒力や免疫力を高め、健康を保つ方法のこと。
ヨーロッパでは、紀元前から取り入れられている自然療法で、とても身近なものとして利用されています。
一番ポピュラーなのは、ハーブティーとして飲む方法。良い香りは、自律神経の緊張を緩め、ホルモンバランスも整えます。
しかも、美味しいので、生活に取り入れやすい方法です。
香りを楽しむ方法は、他にもあります。
アロマテラピーです。
ハーブの精油を利用します。
より効果的に働きかけるには、水蒸気吸入がよいでしょう。
洗面器に湯気の立つお湯を入れ、そこに数滴の精油をたらします。
蒸気をたくさん吸い込むために、洗面器ごとタオルをかぶると、揮発した精油が体に浸透しやすくなります。
リニメントは、精油をマッサージオイルとして利用し、直接体に塗る方法です。
肩こりや頭痛の緩和、腹痛を和らげる効果があります。
フィトセラピーは心身共に癒してくれ、病気にならないような体質づくりに役立ちます。
ただし、セラピーに依存し過ぎるのも問題です。
基本的には自己管理による体調維持であり、足りない部分をセラピーや健康へのトリガーとして利用することが、一番効果的なのではないでしょうか。
大金をはたくまでもないですが、中には高額で当然のように振る舞い、しかも次から次へと関連商品を薦めてくる商法もありますので、用心に越したことはありません。
何事にも挑戦する
数ヶ月前のことですが、マッサージのお店で、アルバイトとして働いていたことがあります。
身体に不調を感じていたので、自分の身体の仕組みを知るためにも、あるマッサージ店で働くことになりました。
よくよく考えてみると、30を過ぎたおじさんをよく雇ってくれたと思います。
働き始めた最初の頃は、ひたすらお客様への声かけでした。
マッサージ店がある施設の入り口付近で、お客様にコースのご案内や、館内のご案内をしていました。
そして、何日かたった後、マッサージの練習をさせていただくことになりました。
まずは足、ふくらはぎまでの練習です。
下っ腹に力を入れて、お客様の身体に身を預けていく感覚で、マッサージを行いました。
これも少し考えれば分かることですが、普段、友達や家族の身体に触れる機会がないため、お客様の身体に手を触れるということに違和感がありました。
そして、練習をしながら、お客様への声かけを続けていきます。
お客様への心のこもった挨拶、配慮をしつつ、先輩がマッサージする姿を見ながら、自分自身がマッサージするイメージも作っていきました。
練習を何回か積み、いよいよお客様へマッサージをさせていただくことになりました。
最初にマッサージをして思ったことは、『マッサージする人の気持ちが、お客様にも伝わる』ということです。
不安な気持ちになれば、お客様にもその気持ちが伝わります。
なので、マッサージ店で一番気をつけたことは、お客様にいかにリラックスしていただくかということでした。
技術よりも、まずは気持ちを作るところからマッサージは始まります。
色んな仕事をしていると、ジャンルは違えど、仕事に共通のことが見えてきますね。
何事にも挑戦する気持ちが大切だと思います。