すりながし

日本の伝統的な料理のひとつに、あまり知られていないのが残念な、「すりながし」があります。
具材は魚や鶏肉、ジャガイモ・玉ねぎなどの野菜類、豆など、多種多様。

溶きのばす汁にも決まりはなく、だし汁でも味噌汁でもすまし汁でもいいのです。

さていったいどういうお料理なのでしょう。
この料理に使う道具は、いまやフードプロセッサーに取って代わられていまいましたが、すり鉢です。

すりながしとは、すり鉢ですりつぶした具材を汁で伸ばしたもの。しかも、流れるほどやわらかくのばしたことが、名前の由来です。

そう、「すりながし」は「和製ポタージュスープ」なのです。
作り方は、軟らかく煮た具材を、すり鉢やフードプロセッサーでピュレ状にしたものをこして作ります。
牛乳やクリームが無くても、コクのある味わいとなめらかな喉ごしです。

ごはんにもパンにも合わせられるおいしい一品です。
消化も良いので、赤ちゃんの離乳食にも、体力のない病中病後にもピッタリです。
地方には独特の料理や民間療法があるので、知っておいて損なことはありません。

が、民間療法はあくまでも補助的なものとして認識しておくべきですね。
それが直接、病気やケガに作用するかどうかは、科学的な根拠が無いわけですから、過信は禁物です。
医師の指示を守りつつ、副作用的なものが無いと確実に解っている時は、検討してもいいかもしれないですね。

»