自家製のすすめ

買うのが当たり前と思っているものでも、実は自分で簡単に作ることができ、しかも買うよりもおいしくできるものがたくさんあります。
スモークがそうです。

スモークチーズだけではありません。
ビーフジャーキーにベーコン、スモークチキン。
どれも、一度食べると市販のものが食べられない位、おいしく出来ます。

スモークセットやスモークチップはキャンプ用品売り場などで市販されています。

味噌の作り方も簡単です。
水に戻した大豆を指で潰せるくらいまで柔らかく煮て、すり鉢などに移して、潰します。
塩と麹を加えてよく混ぜ、かめなどに入れて数か月寝かせると出来上がりです。

それぞれの家の環境が違うため、同じ材料で作っても味噌の味が違ってくるそうです。

豆腐やチーズ(中でもカッテージチーズは簡単です)の材料も手に入りやすいものですから、好きな食べ物をこだわって作ってみるのもいいでしょう。
自家製は自分の好みに味付けをコントロール出来るところが最大のメリットですが、逆に言えば、必要な栄養分を摂りすぎる傾向にあるようです。

この辺の調整が難しいようでしたら、レシピ本や栄養関係の本を参考にすると、塩分の摂り過ぎなどの歯止めが可能でしょう。
また、作ったら必ず、第三者におすそ分けして意見を聞くことですね。
これは批評として受け止めるのではなく、味付けの情報収集として有効なので、反論せずに聞き役に徹しましょう。

ただ、燻製の際の煙は目に沁みますので、コンタクト常用者は買い替えをたくさん用意しておきましょう

愛の詰まった豪華ディナーにはまった叔母

私の叔母はイタリアン料理人と結婚しました。
根っからの凝り性で料理以外にもこだわることには時間もお金も惜しまない叔父です。
その叔父が年齢的に自分の納得する料理を提供できなくなってしまったと言い始め、去年から隠居生活をしています。

でも、やはり叔父が大人しくしているようなタイプではありません。
叔母はまだブティックを自営でやっていますので、仕事をしていない叔父が主夫になんています。
すると、去年から1年かけて叔母の体重が10キロ一気に太ったのです。
今までは、自分のお店が終わってから、叔父のお店に行きそこで手伝いながらまかないを食べていたそうなのですが、今はこだわりの料理を、そしてそれ毎晩叔父が叔母のためだけに作ってくれるものを食べているそうです。
お腹がいっぱいであっても、決して残しはしないと叔母が言っていました。
ほぼ毎晩ハーフコースでデザート付だそうです。
なんだか私にとっては夢の様なディナー生活ですが、サイズアウトした服を私にどんどんくれる叔母はなんだか少し不満げな様子です。
でも、はっきりと言うと叔父を傷つけてしまうという叔母の気持ちもよくわかります。
叔父の凝り性は、自家製のハム、ダシ、焼酎などの自家製酒、ドレッシング、ソース類全般から始まり、最近ではその素材にさえこだわり、家庭菜園をしています。
ふと、まだ働けたかもしれない…なんて私は思ったのですが、この叔父の徹底ぶりには叔母もしばらくダイエットはできないでしょう。
素敵なご主人をいただいた叔母はこれからはしばらく服を買わずにもうこれ以上太れないと思ったら、新しくサイズを測って洋服を買い直すと言っていました。
なるほど、美味しい食事も毎日続くとなると身体には負担になるのかもしれない…と思った私です。

«
»