縄跳びをする

私は子供の頃から運動が苦手でした。
小学校から毎学期体育の授業を受けて、それに体育試験を受けなければならなかったので、本当に大変でした。

大学2年生の時に体育試験の内容は長距離走と縄跳びでした。
特に縄跳びは1分間140回以上飛ばないと合格できません。

私のような運動苦手の人にとってはあり得ないことでした。
しかし、合格できないと、成績も影響されて、卒業も無理になりました。
合格のために頑張るしかありません。

それで、友達に縄跳びのテクニックについて聞きました。
縄跳びをするなら、腕の上部は体を挟んで、下部は力を入れて縄を後ろから前に振ります。
縄が足前にきたら、両足がつま先で跳びます。

それに1分間140回の要求に応じて、縄を振るスビードが速いほうがいいです。
跳ぶスビードも縄を振るスビードに合わせて、速く跳んだほうがいいです。
縄跳びの目的は、数をこなせばよいというものではありませんけれども、回数を気にしてしまいますね。

運動は、手段はどうであれ、熱を発生させて余分な脂肪を燃焼させたり、身体を鍛えることによって、調整能力を高めることが本来の目的でなければならないはずです。
が、回数や時間を競うと、終わりがありませんので、全くのナンセンスなのです。

ダラダラと時間だけを過ごせば、やっている意味が問われていしまいます。
心肺機能を高めるのか、免疫力を高めたいのか、それとも必要な筋力を維持したいのか、人それぞれの目的を明確にしたいものです。

夜になると外で縄跳び

最近、夜になると外で縄跳びを飛ぶ音が聞こえます。
近所に住んでいる小学生が二重飛びの練習をしているようです。
その音を聞く度に、私自身が小学生だった頃のことを思い出します。
私自身も昔は、二重飛びの練習を毎日していました。

私が通っていた小学校では、毎年2月に縄跳び大会が開催されていました。
各学年にそれぞれの課題があって、それをクリアすることと、各クラスで大縄跳びをして、制限時間内に何回飛べるかを競うことがメインの内容です。
二重飛びは4年生の課題でした。
もともと縄跳びは得意でしたが、二重飛びはやはり難しく、毎晩夕飯を食べた後に、家の前で練習をしていました。
何か月かそれを続けた結果、大会ではそれなりによい成績で課題をクリアすることが出来ました。
その大会の後に私は別の小学校に転校してしまったのですが、転校先の学校では縄跳び大会などの縄跳びと接する機会があまりなかったらしく「なんでそんなに縄跳びが上手いの?」とよく聞かれました。
基本的に球技などの運動が苦手な私にとって、唯一得意なスポーツだと言えます。
先日、ひょんなことから縄跳びを手にする機会があったので、二重飛びがまだ飛べるか試してみました。
身体が飛び方を覚えていたらしく、案外簡単に飛ぶことが出来ました。
こういったことは身体が学習するので出来なくなることはない、といいますが、絶対にもう飛べないだろうと思っていたので少し感動しました。
ダイエットがてら、また縄跳びを始めてみようかな、という気にもなったくらいです。
その時にもし、二重飛びを練習している子と会うようなことがあったら、ちょっとコツでも教えてあげようかな、と思います。

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