ストレス解消法

元気を与える、心を落ち着かせる、という意味でも音楽の力は無限大でしょう。
「ドライブ」は、何と言っても、自然に触れ合うことができることとしては一番簡単な手段でしょう。

車に乗りながら風を感じる、海や山に行ってマイナスイオンを全身で感じるなど、その場所独特の自然の力を自分の力に変えることができるので、気持ちも晴れ晴れとして気持ちよくなってきます。
そして、目的地までの寄り道もドライブのいいところです。

お腹がすいたらその辺のお店に入る、ノドが渇いたらちょっと車を止めて自動販売機で飲み物買ってその場で飲むなど、普段できそうでできない無意識にしている行動を、時間の流れを感じながらしてみるのも現実逃避の一つかもしれません。

癒しというものは与えられるものではないかもしれません。
自分が一番心を許せるところ、心地よいことが、その人の癒し部分だと思います。

癒しはいくつあっても飽きません。
デジタル化してくる時代、忙しくなり厳しい状況に耐えていく時代には、必要不可欠になるでしょう。
癒しではストレス解消にならない人は、身体を動かすことで発散すると良いですね。

カラオケもストレス解消には最適です。
声を出すことで、鬱憤を吐き出すのです。
ともかく防音対策は成されているので、どんなに騒いでもかまわないところがいいですよね。

小さなストレス

実家で家族の衣類を洗濯していると、大抵だれかが靴下を丸めたまま洗濯機に入れている。
袖をまくったシャツも、まくったままの形で入れている。
その度に丸まったところを伸ばして入れなおさなければいけない。

こんなささいな一手間だけれど、正直、「ちっ」と思う。
どうして伸ばして入れないのか。
毎日毎日言うのもいやだし、一手間なんだからすぐ出来るけれど、だからこそ自分でやってから洗濯機に入れて欲しい、というか自分で気づいて欲しい…。
と、自分の心の狭さにうんざりしながらも、ああこんな些細なことだけれども、離婚の原因になるのも頷ける、と思うのである。
結婚したことはないけれど。
よく、だんなが脱いだものが脱いだままの形で放置されていて腹が立つとか、何でも裏返しにしたままで入れるとか、そういう主婦の怒りの声をよく聞く。
昔は、何だそんなことでと思っていたが、実際そうされると不思議なくらい腹がたつのである。
小さければ小さいほど、その時には発散させなくてもすんでしまうから、ストレスは蓄積されていくものなのである。
そうしてストレスが積もり積もっていくと、いつ爆発するか判らない危険物になるものなんだな、と実感した。
お互い歩み寄りと思いやりが大切なのだと。
我が家の場合、確実に私を腹立たせる脱ぎ方をするのは父親である。
彼は自分で洗濯をしたことがないから分からないのだ。
それを考慮にいれつつ、いかに丸めて脱がれると面倒かをアピールしつつ、噛み砕いて伝えなくては。
今のところ、私は世の主婦のように、あまりに瑣末なことなので父親に直接文句は言っていない。
けれどもあまりに毎日なのでそろそろかな、と思っている。
おそらく、気性の荒い者同士なので、こんなどうでもいい小言を言っただけでも喧嘩になるだろうことは容易に想像がつく。
それでも、喧嘩すればお互いすっきりして過ごせるというのは、家族のありがたみかなとも思うのだ。
どうせその次の日も丸めて脱いだままにしておくのだろうけれど。
とりあえず、明日文句を言ってみよう。

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