通信教育

おとなのお稽古事には様々なものがありますが、より奥深く興味を持った方たちのために、大学の中には通信教育課程が設けられている所があります。

通信教育だけでなく、スクーリングやレポートの提出・試験・卒業論文・単位認定などと本格的です。

その授業の内容は、各大学の専門分野が生かされ多岐にわたります。
『源氏物語』や『枕草子』などの王朝文学、仏像彫刻・仏教絵画などの仏教美術、美術系の大学では染織や陶芸など、生活環境コースでは木工クラスがありますし、農業系の大学のオープンカレッジでは、みそやしょうゆなどを作ります。

どれも教えてくれる講師陣は大学教授ですから、その内容にも期待が高まります。
年齢がいくつであろうと、学びたいと思う気持ちがあれば、その時が学び時です。
何かに強い関心を持ち、それを学ぶ姿はとても魅力的です。

通信教育は、インターネットが普及する以前より、雑誌やダイレクトメールなどでビジネスをやってきたノウハウが蓄積されているので、「通販」というジャンルでの最強のコンテンツなのかもしれません。
通信教育はためにならないという意見もありましたが、どこでも誰でも学べるというメリットの方が大きいはずです。

しかも、信用が無ければ、あっという間に潰れてしまうリスクを、通信教育サービスでは内包されているはずなのです。
インチキな教育は、すぐに広まりますから、そういう意味では、自信を持ってサービスをしていたと思いますよね。

英語=格好いいイメージがあります

暗記できなかった分は、暗記カードを作って、覚えた分は外していくなど、反復学習をしました。

定期テストの英語試験対策は、単語の暗記では、一通り書いて覚えました。それでも、暗記できなかった分は、暗記カードを作って、覚えた分は外していくなど、反復学習をしました。英文は、声に出して正しい発音を意識して、音読しました。唇の筋肉に覚えさせるイメージです。

就職してからは、電話応対で海外から掛かってくる電話に苦戦し、英語の通信教育を6ヶ月受講しました。最初は、国際部の方に助けてもらっていたのですが、受講後、電話の応対はできる程度になり、仕事に支障をきたすことはなくなりました。
 これは、私の20年以上前の経験ですので、現在の企業でしたら、英語が話せて当然という状態からの、社会人スタートだと思われます。日本の英語学習の若年性化が進む中、私は中学生からのスタートで十分だと感じます。それまで子供達は、まず母国語である日本語をしっかりと学ぶべきです。
英語をたくさん勉強しても、それを日本語に訳すことができなければ、意味がないからです。他の外国語を学ぶ時も、日本語をしっかり理解できていないと、訳せず習得することができません。日本独自の文化、謙遜、思いやりを身に付け、沢山の本を読んで知識を広げてから、外国語を学ぶことが大切です。

親は子供のために良かれと思い、強制的にさせることは、幼少期から日本語と英語を並行して成長してしまい、どちらも中途半端になり、結局苦しむのは子供自身です。ただし、子供が英語に興味を持っているのであれば、話は変わります。関わらせてあげることが大切です、「好きこそものの上手なれ」です。

英語を学ぶということは、どの科目よりもコツコツ励むことが求められます。人間は忘れる生き物です。忘却しないため、英単語の反復が必須になります。それを無理強いでは、幼児や小学生が成し遂げられるとは考えにくいです。

最後にもう一度言います。まず一番に母国語である日本語をしっかり理解し深めることが、英語を学ぶ一番の近道だと考えます。

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