パソコン教室

友人に誘われてパソコン教室に通う事にしました。
一番下の子が幼稚園に入園したので、私にも自分の時間が出来たこともあり、以前から興味のあったパソコンをきちんと習っておきたかったのです。

会社でもパソコンを使用していましたがほとんど独学でしたから、知らない便利な機能が沢山あると思います。
友人は就職のために習うそうです。まずは2人で体験に行きました。

体験は無料ですが、基本は1人1時間のチケット制です。
WordやExcelの基本から応用、ネットやHP作成等、本人の希望する内容に応じて指導してくれます。

この日もマンツーマン指導で丁寧に教えて下さいました。
一時間はあっという間で、新しい知識や操作を教えてもらったのですが、次回までに覚えていられるか自信が無いです。

今日習った事を忘れない内に、練習も兼ねてテキスト作成をしてみようと思います。
習うより慣れろということわざがありますが、習ってから慣れろ、の方がどう考えても効率的だと思うんですよね。
違いますかね?

詰め込み教育を経験した私は、実践の大切さをいやと言うほど痛感している立場ですから、アウトプットしてからインプットするという手法も好きです。
好き嫌いは関係ないと思いますが、勉強方法には正解は無く、アプローチの仕方は千差万別です。

結果よければそれでいい、という事ではないですが、社会に出ればプロセスよりも結果を求められることが多くなりますので、実践力は養っておきたいものですよね。

初老の男性

以前、勉強と資格のためにパソコン教室に通っていたことがありました。
私以外にも多くの受講生の方がいらっしゃいましたが、基本的に講師の方とマンツーマンのためお話するようなことはなかったものです。

とはいえ何度も通っているうちに流石に見知った顔も出来てくるものでした。
基本的にパソコンのことを勉強しようとしているような方々は私と同年代か、少し上か下といったようなやはり比較的若い年齢層の方々が多かったのですが中には両親と同じくらいの歳ではなかろうかと思えるご先達の方もいらっしゃいました。
そのような方々の中でも、特に印象に残った方がおられたのでご紹介します。
やはり直接お話ししたことはないのですが、その方は初老の男性の方で会社帰りに寄られているのかいつもスーツ姿でした。
そんな年齢の方なので会社ではおそらくそれなりの地位におられると思うのですが、とにかく腰が低いのです。
傍から見ても決して勉強の進みがよくないのは見て取れるでのですが、年齢的に仕方ないのにとにかく腰が低く若い講師の方にもペコペコと謝ってばかりいるので講師の方もかえって申し訳なさそうにしているほどでした。
実際のところは分かりませんが、おそらくある程度の立場にある方が礼儀を正して自ら自己投資をしようとする様子には心を打たれました。
勉強の進みは遅かったようではありますが例え進みが遅くとも熱心に学んでおられ。あの様子ならば最後までやり遂げたことだろうと思います。
歳を取っても礼儀の正しさといつまでも成長しようとするその志にはとても感心させられました。
私も歳を取ってもあのようにいつまでも自己投資の心を忘れないような歳の取り方をしたいものです。

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