Something four

およそ30年ぶりに英国王室に新しい花嫁が誕生し、このロイヤルウエディングに世界中から祝福が寄せられました。
欧米では古来より、花嫁は結婚式の時に4つのものを身につけると、幸せになれると言われています。

Something new 何か新しいもの
これから始まる新生活をあらわします。何か一つでも、結婚式のために新調したもの。

Something old 何か古いもの
先祖や、伝統をあらわします。母や祖母が使った結婚衣装のひとつなどが選ばれるようです。

Something blue 何か青いもの
聖母マリアのシンボルカラーが青なので、純潔をあらわす色とされています。
目立たない場所につけるのが良いそうです。

Something borrowed 何か借りたもの
友人との縁をあらわします。幸せな結婚生活を送っている人のものを借りて、幸せにあやかります。

王室の花嫁も、おそらく、これら4つのものを身につけ、幸せな結婚式を迎えたのでしょう。

ちょっとした雑学ですが、知らないよりは知っていた方が良いでしょうし、何よりも、その所以が楽しいですよね。
歴史あるものは、必ず意味があるものです。

歴史と言えば、インターネットやGoogleのロゴ、MicrosoftのWindowsロゴの歴史を公開しているサイトもありましたね。
面白かったのが、コカ・コーラとペプシ・コーラのロゴですが、コカ・コーラは一度も変更が無いのに、ペプシ・コーラは毎年のように変えています。

思い出に残る結婚式の理由とは

これまでに何度も結婚式に出席してきましたが、中でも一番忘れられないのが妹の結婚式でした。
おかしな話しかもしれませんが、自分の結婚式の時よりも感動してしまったのです。
いっぱい泣きました。

両親よりも泣いて、笑われてしまったほどです。
ただ、理由はちょっと意外かもしれません。
簡単に言えば、疲れてしまったのです。
父親を、関東にある某有名ホテルまで連れて行くことは、本当に大変なことでした。
いつも偉そうなことを言っている父ですが、極度の人見知りであることもこの時初めて知ったような気がします。
東京で行われた両家の食事会にも、父は出席せず代わりに私が出ました。
そんな父でしたから、結婚式の日も同じようになんだかんだ言って出席を拒んだのです。
でも、こんな晴れの日に父親が出ないなんて、どんなに妹を傷付けるか分かりません。
どこのお宅でもごく普通に進むことなのに、どうして我が家はいつもこうなんだと腹が立って情けなくなりました。
母も電話口で、どうして良いかもう分からないと泣いています。
そして、父を説得したり怒ったりしながら式場に向う新幹線に乗せたのです。
父親の暴言に負けずに頑張った私。
そんなこんなの結婚式でしたから、当日ちゃんと全員が出席して素敵な式が挙げられた時、私はこれまでの数々の苦労や理不尽を思い出して、思わず号泣してしまったのです。
もちろん、妹の花嫁姿にも感動しました。
苦労して挙げた結婚式。
妹ファミリーは、今とても幸せそうです。
まさかこんなトラブルがあったなんて、全く知らずに元気に子育てしています。
もちろんこの先も、妹たちが知る必要がないことです。

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