優秀と平凡

近年中国では、入学試験に合格していなくても、お金を払うと入学できます。
親はどうしても自分の子供をいい学校に送りたい気持ちがわかりますが、大金を払うまでする必要があるかと、私は疑問を持っています。

中学生の時、あまり有名ではない、普通の学校で勉強しました。
成績がよくて、よくトップ3に入りました。

毎年の奨学金も私のものでした。
高校の入学試験でもいい成績が取れて、一流高校に入りました。
自分が優秀だと思っている私は、自分よりもっと優秀なクラスメイトと比べたら、自信がなくなりました。

トップ10に入るのも難しいことでした。
奨学金は1回ももらったことがありません。

先生たちにとっても、あまり記憶に残らない平凡な学生になりました。
こう見ると、必ずしも一流の学校に入ったらいいと思いません。

日本でも相変わらずの記憶力と詰め込み重視の教育体系で、横並び意識を植え付けています。
特別な事がダメであるかのような画一的な教育は、号令に従って作業をする要員を創り出すことには最善の方法でしょうが、今はもう時代が違います。

クリエイティブで戦略眼がなければ、生き難い世の中になっているのです。
就活に困る原因を、企業側に求める人がいますが、同じような無個性の人間が社会にどんどん入ったところで、企業として戦力にはならないわけです。

ニートやフリーターに流れていくのは、もはやこのままでは留まる事はないでしょう。

フリーター人生はトイレ掃除だ

フリーター人生を歩んでおりますが、どこのアルバイト先でも共通している仕事の一つが「トイレ掃除」です。
今は大手コンビニエンスストアで働いていますが、そこでも毎日2、3回はトイレ掃除をしています。
しかし、コンビニエンスストアのトイレは、今まで働いてきたどこのトイレよりも汚れが激しいです。

お客さんの出入りも激しいですし、トイレだけ利用する、というお客さんも居るので、仕方のないことだとは思います。
そのため、他の職場よりも頻繁にトイレ掃除をする必要があります。
ただ、うちの店にはおかしな慣習があって、トイレ掃除を担当するのは殆ど女性のメンバーばかりです。
オーナーの考えらしいですが、私はあまりそれをよく思っていません。
サニタリーポットの掃除など、女性がやった方がよいこともあるとは思いますが、やはりこういうことは皆平等にして欲しいと思ってしまいます。
他の仕事は全て男女一緒なのに、トイレ掃除だけが女性だけの仕事、というのはなかなか納得がいきません。
先日はトイレ掃除の時に掃除道具や洗濯機の置かれた部屋に、おおきなゴキブリが出ました。
また、大きな蜘蛛も見たことがあります。
虫が苦手な私にとっては、本当にきつい仕事です。
トイレ掃除そのものが嫌いだったり嫌だったりするわけではないのですが、汚れの激しさと時折出てくる虫と、女性のみの仕事、というところは本当に嫌です。
でもフリーター人生、今いる職場の慣習には従わざるを得ないので仕方のないことだとは思います。
虫にも負けず、汚れにも負けず、頑張っていかねばです。

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